フラッシュヘルプ 〜Flashの注意点&貼付けタグ(アクティブ化)〜


■ 外部TEXTや画像を読み込むタイプのFlashでの注意点

弊社の素材の場合は、FLASH素材(swfファイル)を貼り付けたHTMLと同じ階層(フォルダ)にUPする事を基本としています。(一部例外あり)

【例】「flash」フォルダ内にUPしたFLASHファイル(swf)を、別のフォルダ(階層)にあるHTMLに貼付けた場合、そのFLASHを貼付けたHTMLと同じフォルダ内にも外部データ(TEXTファイルや画像)をUPしなければなりません。
※ FLASHの場合、FLASHをアップロードした場所がルートPathではなく、FLASHを貼付けたHTMLのある場所(階層)がルートPathになる事を憶えておいて下さい。
※ また、LINK先の設定が必要な素材では、外部テキストのURL記述方法を相対URL記述の他に、絶対URL(http://〜)にて記述設定する事も可能です。その場合FLASHがどの階層から呼び出されてもLINK先が変わらない利点があります。但し違う階層のHTMLにFLASHを埋め込む場合は、そのHTMLと同じ階層にもテキストデータや画像のコピーFileを必ず設置して下さい。

【画像が表示されない時】
プログレッシブJPEG形式でフォーマットされた画像は、FLASHでは表示されませんのでご注意ください。
(通常のJPEGフォーマット画像として保存し直しますと表示されます)

【テキストの文字化け】
外部テキストファイルの編集は、必ずShift-JISコードを使用してください。
※ テキストエディタがShift-JISコードで起動されているかを確認
※ UTFやEUCの文字コードでは、文字化けが起きます
※ テキストファイルは、ホームページビルダーなどのHTMLオーサリングSOFTを使用した編集は絶対にしないで下さい(必ずメモ帳で編集して下さい)

【更新した画像やテキストがFLASH内に反映されない】
ブラウザーの更新ボタンを押すか、ブラウザーを再起動してください。
それでも表示内容が更新前と変わらない場合は、ブラウザーにおけるキャッシュファイルを削除した後にブラウザーを再起動してください。

【著作排除などの有料サービスご利用者へのサポートについて】

オーダーFLASH素材に直接関連する内容は購入代金内でサポート致しますが、基本的なHTMLタグやWEB上の階層(フォルダ)の解釈などホームページ作成に関わる初歩的な内容のサポートが必要なお客様には、別途費用(講習料)が発生致しますので、予めご了承願います。
 尚、ホームページビルダーなどのSOFTの使用方法につきましては、サポート対象外となりますので、各SOFTの説明書を参考の上、ご自身にてご対処いただく事となります。



■ FLASHをHTMLに埋め込むタグ
音声や動画、FlashムービーのファイルをHTMLタグ内に組み込むためには、
<embed>タグを使用します。

記述例
<embed src="test.swf"
type="application/x-shockwave-flash"
width="550" height="400" bgcolor="#ffffff"
pluginspage="http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp" />

src="test.swf"
貼り付けたいファイルのURLまたはファイル名を指定します。
たとえばtest.swfが同じフォルダー内にある場合は上記のようにファイル名だけの記入で大丈夫です。
他のフォルダーにある場合はURLにて指定してください。

type="application/x-shockwave-flash"
貼り付けるファイルのMIMEタイプ(ファイル形式)をFlashに指定しています。

width="550" height="400"
widthは横幅のサイズ・heightは縦幅のサイズを指定します。
記入しない場合はFlashのデフォルト(作成時の初期値)のサイズで表示されます。
また表示サイズの縦横比がFlashのデフォルト値と合わない場合は上下や左右に余白が表示されてしまいますので、表示サイズ指定は慎重に行ってください

bgcolor="#ffffff"
FLASHの背景色を指定します。
Flashでは色塗りがされていない部分は透明色扱いになります。
その透過部分はbgcolorで指定(16進カラーコード)された色が背景色として反映されます。
指定しない場合は、Flash作成時の背景色が初期値として表示されます。

pluginspage="http://www.adobe.com/go/getflashplayer_jp"
Flashプラグインがブラウザにインストールされていない場合に、プラグインをダウンロードできるURLをここで指定しています。
この項目は、省いていただいてもかまいません。

※ <object> と <embed>を併用して貼り付ける方法もございますが、現在の主要ブラウザー(IE・Firefox・Opera・Safari等)では embed のみでも表示されますので問題ございません。

このようにしてFlashムービーを設置します。


■ FLASHが正しく表示されない場合

Flash Playerプラグインが最新の物かをご確認ください。
※ FlashPlayerが8以前の場合では正常に表示されないフリー素材もあります。
※ Firefoxなどブラウザー毎にプラグインをアップデートする必要があります。


【 補足1 〜 アクティブ化 】

■ WindowsXP SP2にて2006年4月以降にアップデートされたIEの場合

ボタン操作が必要な[Windows Media Player]や[Flash]等のインタラクティブなコンテンツをIEで閲覧する場合、操作を許可する為の動作(Click)がワンクッション必要となります。
[embedタグ][objectタグ][appletタグ]などで組み込み表示させたWebページでは、「このコントロールをアクティブ化して使用するにはクリックしてください」というバルーンヘルプが出ます。

【この場合の対処策】
FLASH表示をするHTMLソースに[embedタグ][objectタグ]を使用するのではなく、外部JAVAスクリプトを使用する事で回避できます。(以下を参照)

※ HTMLとFlash(test.swf)及び外部JAVA(active.js)を同じ階層にアップする場合の記述例です。

■ HTML側のソース記述例 ■
FLASHを表示したい個所に以下の記述をします。

<script type="text/JavaScript" src="active.js"></script>


■ 外部JAVAスクリプト側の記述例 ■
メモ帳などのテキストエディタにて、テキストファイルを新規作成し、以下の様に記述します。
(Flashのファイル名や表示サイズなどは、素材毎に変更して下さい)

document.open();
document.writeln('<embed src="test.swf" width="400" height="300" bgcolor="#ffffff" wmode="opaque" type="application/x-shockwave-flash"/>');
document.close();

記述が終わりましたら、[ active.js ] の名前で保存します。
このファイルが、HTML側から呼び出される外部JAVAスクリプトとなります。

この事で、操作を許可するワンクッション動作が回避され、FLASHがアクティブ化されます。
※ 2008年4月以降にアップデートされたIE7では、この問題は改善されました。


【 補足2 〜 ローカルPC上でのFLASH閲覧について 】

■ WindowsXP(SP2)及びVistaのIEブラウザーではFLASH表示が一旦ブロックされ、アクティブXの許可を毎回求められます。

この対処法は以下の手順となります。
InternetExplorerのメニューより
●[ツール]→[インターネットオプション]をクリック。
●上部タブメニューより[詳細設定]タブを選択します。
●設定一覧の中のセキュリティ項目から
 「マイコンピューターのファイルでのアクティブコンテンツでの実行を許可する*」
 にチェックを入れてください
●[適用]、[OK]の順にクリックしてダイアログを閉じます。
●IEを再起動します
これにて、PC上のHTMLファイルを開いた場合でもFLASHが通常表示されます。
【 追記 】
外部データを読み込むFLASH素材をオフラインで確認される場合には、FlashPlayerの設定も変更する必要があります。
手順は以下となります。
●FLASH素材上で右クリックして、[設定] を選択
●[高度な設定]ボタンをクリックします(Adobeページが開きます)
●目次より「+[グローバルセキュリティ設定]パネル 」をクリックします。
●Setting Manager のFLASHが開きましたら、プルダウンMENUより[追加]を選択します
●許可するローカルPC上のファイルやフォルダを選択し[確認]ボタンを押します。
 ※ C:\と入力しますとCドライブ上のファイル全てが許可されます
これにて、ローカル上でのFLASH素材の動作確認が正常に行えます。
(CGIと連動したFLASHはオフラインでの動作確認はできません)

上記の各設定を施した後に起きる不具合については、弊社では一切の責任は負えませんので予めご了承ください。(自己責任にてご対処願います)


【 補足3 〜 IE7ブラウザーによるオンラインSWFの直接起動について 】

■ IE7では[〜.swf]アドレスの直接入力によるオンラインアクセスができません

InternetExplorer7では、アドレスバーにFLASHファイルURLを直接入力して開こうとした場合、FLASHが表示されない仕様に変更されていますのでご注意ください。
FLASH表示用のHTMLタグ&外部JAVAを埋め込んだページ(html/cgi/phpなど)を、必ず用意しておく必要があります。

<a href="〜.swf">〜</a> や <iframe src="〜.swf"></iframe> などのように、[a]タグ[iframe]タグの場合も同様に、[.swf]ファイルURLの直接指定では表示されませんので、ホームページ作成時にはご注意ください。


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